カイシャ・組織
現場の業務、入社3年生に聞いてみました!
2024年10月10日
「ユーネット、まるわかり」を始めた理由は大きくは2つあります。1つは、社員募集を行う際に今までの求人メディアでは限界を感じていたこと。社員のホンネや働き方など、伝えたいことはたくさんあるのですが、文字数やフォーマット上の制限で思うように表現しきれず、中途半端に終わってしまっていました。求人サイトを見ても同じような広告が並んでおり、差別化が難しいなと感じたのです。実際に面接をした時に「そういう会社だったんですね」と言われることも多いです。もう1歩か2歩前の段階で、会社の内面を伝える手段はないか?模索していました。
もうひとつは、「ユーネット、まるわかり」の前身として「社内報」を作っていたのですが、社長が発信する社内報では意味がないと思ったことです。そもそも社内報を始めた理由は、社員同士お互いのことをもっと知るキッカケを作りたかったため。プロジェクトごとに別々のお客様先に常駐する弊社のスタイルでは、違うプロジェクトのメンバー同士が顔を合わせる機会が少なく、お互いを知っているようで知らないという状態でした。他社に比べて社内イベントも多く開催していましたが、もっと落ち着いた場でお互いのことを知ることができる機会が作れないか?社員にアイデアを募り、出てきたのが社内報でした。
社内メンバー数人と共に始めた社内報は、社員からもけっこう好評でした。誰がどんなプロジェクトに入っているか?とか、社長である私自身の考えを発信する場として機能していました。しかし次第に業務が忙しい等で関わるメンバーが少なくなり、最後は私1人で情報を収集し、作成するように。そのうち「本当にこれでいいのだろうか?」と疑問を感じ始めるようになりました。
ユーネットに新たに入社する人たちは、社長である私ではなく、一緒に働くメンバーが発信する情報や生の声を知りたいはず。だからこそ社員が主体性をもって発信できる何かにしたかったのです。社内報の時の失敗を踏まえ、今度は会社の一大プロジェクトとして大がかりなものにすることで、メンバーには関わることの意義を感じてもらえるようにしました。また社内報はPDFで保存できるものでしたが、今度はWEB上で見ることができるものにしました。そのほうが検索性も高く、ネットに親和性のある今の人たちに、気軽に見てもらえるからです。
中途や新卒に関わらず、新たに入社した人は全社広報などで発表されますが、リモートワークが中心の現在、対面する機会がほとんどありません。「同じチームにいながらメンバーの顔と名前が一致しない」「ユーネットに入社した気がしない」という声も聞かれます。だからこそ1人ひとりの人となりがわかるもの、社員がどんなプロジェクトに参加し、どんな活躍をしているかを紹介し、共有できるものを作っていきたいです。せっかくWEBにするのだから、活字だけではなく、静止画や動画も使いながら、ユーネットの仲間同士、一体感が生まれるメディアにしていきたいですね。